七対子と平和を先に扱ったのは、この2つが符を積み上げない特例だったからです。 残るのは面子手で、ここには共通の型があります。
門前の面子手をロンで和了ると、副底の20符に門前ロンの加符10符が乗って30符から始まります。 そしてここから先、面子・雀頭・待ちのどれかで必ず符が付きます。
面子がすべて順子で、雀頭が役牌でなく、待ちが両面 — この3つが揃った門前の面子手は、それがそのまま平和だからです。 つまり平和でない門前の面子手には、必ず何かしらの符が積み上がります。
したがって平和でない門前の面子手は、ロンなら必ず40符以上になります。裏を返せば、門前で30符のロンは平和しかありません。 一方ツモは副底20符にツモの2符が乗って22符から始まるので、切り上げて30符が下限になります。
ここから見るのは、面子・雀頭・待ちで積み上げた符の合計だけです(副底とツモ・ロンの符は除きます)。 数え方は「面子の符」「雀頭の符」「待ちの符」の章でやったとおりです。
覚えることは1つだけです。 ツモは30符に、積み上げた符を10で切り捨てた分を足す。ロンは30符に、積み上げた符を10で切り上げた分を足す。
| 積み上げた符 | ツモ | ロン |
|---|---|---|
| 2〜8符 | 30符 | 40符 |
| 10符 | 40符 | 40符 |
| 12〜18符 | 40符 | 50符 |
| 20符 | 50符 | 50符 |
| 22〜28符 | 50符 | 60符 |
同じ手でもロンのほうが10符上になり、積み上げた符がちょうど10の倍数のときだけツモと同じ符になります。
なお、翻数が上がって満貫以上になれば符は点数に関与しなくなるので、そこから先は符を数える必要がありません。