手牌全体の符

符を数える場所のチェックリスト

符が付く場所は6つです。 これらすべてを足し合わせていくことで手牌全体の符を計上することができます。

数える場所符
副底和了したすべての手に付く20符
門前ロンの加符門前でロン和了したとき10符
ツモ符ツモ和了したとき(副露していても付く)2符
待ちの符単騎・嵌張・辺張で和了したとき2符
雀頭の符雀頭が三元牌・場風牌・自風牌のとき2符
面子の符刻子・槓子があるとき(順子は0符)2〜32符

※ 門前ロンの加符とツモ符が同時に付くことはありません。門前ロンなら10符、ツモなら2符、副露してのロンならどちらも付きません。

どの順番で足していくかは自分がやりやすいように決めるといいと思います。しかし、漏れがないように注意する必要はあります。

符の合算ができたら、最後に10符単位へ切り上げを行います。 22符なら30符、32符なら40符です。切り上げまで済ませた値が、その手牌の符です。

面子・雀頭・待ちの数え方は、面子の符・雀頭の符・待ちの符の章のとおりです。

手牌の符計算でよくある間違い

符の数え方をひととおり覚えても、実際の対局では合計を間違えることがよくあります。 とくに次の3つは間違えやすいポイントです。

  1. ツモ符の計上忘れ
  2. ロン牌を含む刻子の誤計上
  3. 自風・場風の誤認

ツモ符の計上忘れ

ツモで和了した場合、門前であるかどうかに関係なく2符が付きます。 副露をしていてもツモ和了であればツモ符は加算されるため、見落とさないようにしましょう。

役の「門前清自摸和(メンゼンツモ)」は門前限定の役ですが、ツモ符はあくまで和了方法に対して付く符であり、副露の有無は関係ありません。 この2つを混同しないことが大切です。

二筒
三筒
四筒
+
六索
副露あり・ツモ和了の例→ ツモ符 2符

ロン牌を含む刻子の誤計上

シャンポン待ちでロンした場合、ロン牌を含む方の刻子は明刻として扱います。 手牌に2枚持っていても、最後の1枚は他家の捨て牌を利用しているため暗刻にはなりません。

一方、ツモで完成した場合は暗刻になります。 同じシャンポン待ちでも和了方法によって符が変わるため、ロンかツモかを必ず確認しましょう。

三索
三索
白
白
+
三索
シャンポン待ちをロン(三索)→ 三索は明刻(2符)

三索
三索
白
白
+
三索
シャンポン待ちをツモ(三索)→ 三索は暗刻(4符)

自風・場風の誤認

南入(南場に入ること)した後は場風が南に変わりますが、東場の感覚が残っていて東を場風と勘違いするミスが起こりがちです。 場風と自風の両方を正しく把握することが、雀頭の符を正確に計算する前提になります。

東
東
東場・南家 — 東の雀頭→ 場風牌(2符)
南
南
東場・南家 — 南の雀頭→ 自風牌(2符)
西
西
東場・南家 — 西の雀頭→ オタ風(0符)

なお、場風・自風かどうかで符が変わるのは雀頭だけです。 風牌の刻子は場風牌・自風牌・オタ風のどれであっても明刻4符・暗刻8符で変わりません(風牌は么九牌だからです)。 取り違えたときに影響するのは、雀頭の符と役牌の翻数です。